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▽.Heart・Refrain

[コメント] 17

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 新菜、  2017/01/07 19:21:32  削除依頼

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 ”もう一度、やり直せるなら。”――そう何度も願った。だが、無慈悲にも時計の針はチクタクと過去を振り返ることもなく進む。23年目を迎えるうららかな春。晴れて社会人になった。社会人になったことをきっかけに初めてのルームシェアをすることに。期待が膨ら中で、淡い桜の花びらが踊り風とともに再会が舞い込む。
「久しぶり、宮代(みやしろ)」
懐かしい心地よい低い声。綺麗な翡翠色の瞳。忘れるはずもない、彼だ。その声と瞳以外、私が知らない変わってしまった彼がいた。胡散臭い笑みを浮かべて私に囁く。
「大嫌いなお前に会えて嬉しいよ」
 そう言った彼の瞳は氷のように冷たくて戸惑う私がその瞳に映る。よりにもよって一番再会したくなかった相手に、まさかの再会を果たすとは思いもしない。しかし、私の中で戸惑いと一緒に小さく心臓がはね上がったのは言うまでもないが、口にはしたくなかった。
「私も、大嫌いな貴方に会えて嬉しいわ、宇賀(うが)」
「それはどうも」
 胡散臭い笑みを浮かべる彼に、最高の愛想ある笑みを添えて。こうして私と彼は邂逅を果たす。


/Heart・Refrain
(止まっていた心臓が再び動き出す)


*拍手お待ちしています。

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No.1  新菜、  2017/01/07 19:24:52  削除依頼

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▼ あいさつ ▼



初めまして、新菜(にいな)と申します(*´ω`*)
ここで小説を書くのは初めてではありません。何度か書かせていただいています。

久しぶりに書くので誤字や脱字が多いかもしれませんが温かい目で見守ってくださると幸いです。
更新は気まぐれです笑。
多く更新したりしなかったりすることがございます。ご承知の上でお願いします。

どうぞよろしくお願いします。
題名の読み方としては、ハート・リフレインです。テーマとしては「再び」ですかね笑。
拍手コメントともどもお待ちしています(*^▽^*)


×、荒らし、中傷、チェンメ、パクリ/発言は禁止です。

○、感想、コメント、アドバイス、はしてください!



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No.2 優 愛 @ 福 山 潤 2017/01/07 19:56:08  削除依頼

面白そう…
頑張って。



guest

No.3 茉梛-Mana- 1.79.82.102
2017/01/07 20:26:44 削除依頼

 なんだかここまで読んだだけで、凄く感動しました!!
 最後まで読ませて頂いてもいいですか?
 物語の中の、周りの景色とかについての表し方が、凄いなぁって。
 私も小説ここで書いているので、参考にさせてくださいね!笑
 私の小説もよろしくお願いします( *´艸`)



guest

No.4 真咲◎ 49.96.20.75
2017/01/07 21:22:14 削除依頼

すごい!!
プロローグだけで惹きつけられるね!
これからのお話が楽しみ(^-^)



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No.5  新菜、  2017/01/07 22:06:28  削除依頼

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▽ 花純。@じゅん様

コメントありがとうございます(*‘ω‘ *)
そういっていただいて嬉しいです!
頑張って面白くなるように書いていこうと思いますので
また見て頂ければ幸いです(*´▽`*)

▽  茉梛-Mana-様

コメントありがとうございます(^◇^)
そういっていただけて嬉しい限りです!
描写に力をいれるようにしているので、少しでも景色が浮かべばい幸いです。
最後まで付き合っていただけると嬉しいです(*´ω`*)
私ので参考になるのかわかりませんが、それでもいいならぜひ参考に!
此処で書いていらっしゃるのですね!お互い頑張りましょう(*´▽`*)
嬉しいコメントをありがとうございました!

▽ 真咲◎様

コメントありがとうございます(*´▽`*)
そういっていただけて嬉しいです。prologueを練っただけあります!笑。
これからも見ていただけると嬉しいです!

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No.6  新菜、  2017/01/08 01:25:42  削除依頼

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▽.Refrain00「追想」


――もう一度、やり直せるなら。何度そう、後悔してきた。




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No.9  新菜、  2017/01/08 02:17:33  削除依頼

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■□



 彼の綺麗な翡翠色の瞳に目を見開き戸惑う私を映す。狙った獲物は逃がさないと言わんばかりに捉え私は暫しの間身動きが出来なかったが、その代わりに静かだった心臓が五月蠅くドクンドクンと脈を打ち加速していく。一体何が起きているのかわからない。唇に柔らかい感触が伝わり、口伝で彼の体温を感じ取るとますます私自身の体温が上がる。それと同時に口付けされているのだと頭が理解したときには強く彼の胸を押しのけていた。
『や、やめて!』
 戸惑いと動揺が揺れる。つい裏腹に出た拒絶の言葉。その時、ひどく傷付いた彼の表情は今でも忘れられない。拒絶ではなく唐突なことに心の準備が出来ず、口付けは初めてで嬉しかったが、当時はそんなことを素直に言えなかったのだ。ましてや拒絶の言葉が出て彼を傷つけてしまったことへの許せなさと強く紅潮した私は、何とも言い難い羞恥に晒されその場を逃げ出した。
 そのことをきっかけに私は、彼との関係が崩れてしまう。彼は何度か私に声をかけてくれたが、淡い青春時代。気恥ずかしさと素直になれないまま顔を合わせることも出来ず、私は謝罪する機会をうかがっていたが、自分を甘やかした。


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No.10  新菜、  2017/01/08 02:18:38  削除依頼

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『どうせ明日にも会える、うん、その時に謝ろう……』
 そう何度も明日を繰り返しているうちに、私も彼も中学三年生を迎える頃。彼は親の都合で引っ越ししてしまった。私は彼が引っ越しをすることを知らなかった。友達から聞かされたのだ。謝罪が出来ないままいるのは嫌だと思い意を決して連絡してみたものの届くはずもなく私は、謝罪が出来ないまま中学を卒業しひどく後悔することになる。
『もう一度、やり直せるなら……』
 無慈悲にも、時計の針は過去を振り返ることなく進み強く願ったところで戻ることはない。そう思うのに。時計の針がいくら進んでも、23年目を迎える春。何度もあの日の夢を見てしまう。ガタンっベッドから落ちて目を覚ます。
「……はあ。また、あの夢ね。もう一度、やり直せるならって何度願えばいいのやら」
 ふっと私は自分自身のしつこさに嘲笑する。もう23にもなろうとしている女が、あの日を引きずったまま夢を見る。いい加減にしてくれと思うが夢は心理現象。文句言っても無理だろう。私がずっと後悔しているうちは。
「社会人にもなろうとしているのに……あはは」
 目から薄っすらと涙が零れる。社会人になる麗らかな春の朝、私は後悔している過去の夢を見ながらベッドから落ちて起床するのであった。

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No.12  新菜、  2017/01/08 02:23:01  削除依頼

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▽.Refrain00「追想」END



「嗚呼、本当。何度後悔すれば気が済むの私」


――「追想」を繰り返す日々。麗らかな23年目の春を迎える。


  


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No.13  新菜、  2017/01/08 02:27:28  削除依頼

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▽.Refrain01「邂逅」



「大嫌いなお前に会えて嬉しいよ、宮代」
「私も。大嫌いな貴方に会えて嬉しいわ、宇賀」


―――変わった彼と、変わっていない私が再会するとはね。

 




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guest

No.14 茉梛-Mana - 1.79.82.102
2017/01/08 13:52:59 削除依頼

おおっ!
そういうことだったんですね!!!!
面白い(●´∀`●)



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No.15  新菜、  2017/01/08 14:24:49  削除依頼

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▽ 茉梛-Mana -様

コメントありがとうございます(*´ω`*)
そういっていただいて嬉しいです笑。
この後悔がこれからつながっていくと思いますので
引き続きよろしくお願いします!
  

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No.16  新菜、  2017/01/08 15:35:25  削除依頼

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■□



 淡い桜の花びらが小さい風とともにくるりと踊る。不意の出来事に綺麗だと思いながらも、ふぁあっと小さく欠伸をもらす。麗らかな23年目の春。絶好のぽかぽか日和のせいか欠伸が漏れるのも無理はなかった。朝の目覚めがあまりよろしくはなかったが何とか無事、新社会人式を終えてお開きとなった。
 ただいま今日の午前、昼下がり。明日からはいよいよ社会人として働くことになる。無事に終えてよかったと一安心している最中、私が勤めることになる会社、雷霆社(らいてい)のシンボルともいえる雷霆像(鳥っぽい像)の前で彼女を待っていた。ちなみに雷霆社とはそこそこ有名な出版社でありジャンルは老若男女問わずである。
 同期に飲み会を誘われていたが今日は予定があると断ってしまった。午後から予定があるのは嘘ではない。同期との飲み会はこれから出来ることだろうしそれよりも優先したいことがあったのだ。陽気な風にふぁあっと欠伸をまたもらす。
「大きな欠伸してだらしないわね、一華(いちか)」
 くすりと私の名前を呼ぶ声がしてそちらを振り向く。そこには私が待っていた彼女がいた。
「長く待たされたから欠伸が出るのよ、真知(まち)」
「それはそれは待ちぼうけにさせてごめんね、あたしが来なくてさぞかし寂しかったでしょう?」
「もちろん、寂しかったわ。どう落とし前つけてくれる?」
「待たせたお詫びにとびっきり美味しいランチをご馳走しよう!」
「ふふふっじゃあそれで許そう。さっさと食べに行こう!」
 彼女の腕を掴み、笑みを零す。現金だねと苦笑いをする彼女、大人っぽい顔立ちですらっとした背丈でカッコいい私の親友でもある豊本真知(とよもとまち)。真知とは高校、大学と同じでもちろん、雷霆社、同じ会社に勤めることになっている。真知は先まで同期の子と話していたようで遅くなったらしい。この後、二人でランチしながらも小さい祝賀会をする予定だったのだ。そして、私と真知は笑い合いながらも小さい祝賀会をするためにとある真知がおすすめするカフェへ向かう。


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No.17  新菜、  2017/01/09 02:10:53  削除依頼

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 真知が連れてきてくれたのは、どこか懐かしいレトロ調のカフェだった。蓄音機からクラシックが流れつい口ずさみたくなる。カランカランとカウベルを鳴らしながら入店する。
 辺りを見渡すと女性客が多く他愛無い話で盛り上がりを見せていた。私と真知が通されたところは、テラス席だった。外の景色がよく見えてポカポカ陽気の春にテラス席は最高だった。
 私と真知はそれぞれ向かい合うように座り早速ランチを頼む。ランチはパスタ系統が豊富で私は辛いのが好きなペペロンチーノランチセットを頼んだ。ランチセットがくるまで私と真知も会話が弾む。
「で、相変わらず、人見知りモードしていない、一華?」
「今日も絶好に変わらず人見知りモードしています」
「そこを堂々と言わなくていいから」
「だ、だって……! 同期がリア充だらけで眩しいから……会話に参加出来ませんでした」
 苦笑いを浮かべる私に小さくため息を吐く真知。私は昔から人見知りだ。大人になればマシになるかと思っていたがそうでもない。人の性格は中々変わらないものだ。真知と友達になったのも趣味のおかげで仲良くなったものだが、共通点がなければ会話に参加できない。同期と話すことは出来ないので
「リア充って……あんたね。別に一華の趣味を隠さなくていいじゃない。普通にアニメやゲーム、漫画が好きですっていえばいいのに」
「いやいや言えない、ハードル高いし! それに、同期(奴等)は言ったの……彼氏いるのって? 二次元ならいますけどとか思いながらも、いないよとやんわり答えましたが、その会話でついていけず……しかも、ほとんどの人は彼氏彼女持ちでさ、本当リア充なんか爆発したらいいのよ」
「はいはい可愛い顔で怖いこと言わないでね、一華」
 私は黒い笑いを零す。同期の会話が彼氏彼女の話題ばかりで彼氏などいない私には酷な話題な上に、趣味の話が出来るような状態ではなかった。というより私の趣味である、所謂オタクもの、アニメや漫画やゲームが好きである。オタクだと言われるのは別段気にはしない。しかし、その趣味を堂々と言える勇気がない。


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No.18  新菜、  2017/01/09 02:26:37  削除依頼

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 真知みたいな気さくで話しやすい人、理解してくれる人がいるならいいけども。そんな人は中々いないのだ。仲間ならいっぱいいてもハードルが高い、頑張って同性の仲間探しぐらいで探すのには半年かかる。それにもっとハードルを高くすると、異性で理解してくれる人はたった一人だけしか知らないがそうそういないものである。
「まあ、いいけどね。私には二次元にいますから、彼氏? いや、嫁がいっぱいいますので!」
 店員さんがランチセットについてくるサラダとスープを持ってきてくれた。そのサラダをフォークでつきながらも、むしゃむしゃと食べる。同期の同性と仲良くなればいいだけだ。異性は二次元にいるからと口の中にサラダを放り込む。すると、その様子を見ていて真知はふと訊ねてくる。
「一華……まさかと思うけどまた何か貢ぎ始めたの?」
「え……?」
 フォークを持っていた手が止まる。まるで図星だと言っているのと同じだ。私の反応に真知は二度目のため息を吐く。
「貢ぎ始めたんだね」
「は、はいそうですね。新規のアニメが始まってつい手が出て……」
「で、どれぐらいの出費を?」
「こ、これぐらいですかね……」
 冷や汗をかき目線を泳がせながらも、私は親指と人差し指で大体の出費を表現するが真知は無に近い表情で問い詰めてくる。
「本当のところは?」
「は、はい! 本当のところはこれぐらいです、真知さん!」
 迫りくる有無を言わさない真知の表情に怖気づいて本当の出費を表現すると真知は呆れた顔になって何度目かわからないため息を吐く。
「……一華。趣味をやめろと言わないけども、あれほど出費はしないように言っていたよね、あたし」
「そ、そうですね。確かに真知さんは言ってくれましたが……」
「社会人になる上に今日から一人暮らしでしょう? やっていくつもりあるのかな、一華さん」
 彼女の威圧感に耐え切れずその場で謝罪を述べる。今日から社会人になる上に実家を出て一人暮らしが始まろうとしている。そうなるとこれからは自分で自分の生活を支えなければならない。
 

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No.19  新菜、  2017/01/09 02:37:37  削除依頼

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 だが、大抵の出費は趣味でなくなってしまいそれを真知に心配されているのだ。一人で暮らしていけるのかと。彼女は世話好きなところがあるから。というよりは私のことが放っておけないらしい。私は心配させまいと身を乗り出して宣言する。
「で、でも一人暮らしって言っても、私今日からルームシェア頑張ろうとしているのよ、真知!」
「そこがまた心配なんだってば! 相手の人がどんな人かは知らないけど、あんただらしないところあるからね」
「うっ……」
「あちらこちらにアニメグッズとか置きそうだし」
「うっ……さ、さすがにそんなことはしないと思う! うん、たぶん!!」
 ぐさりと図星を指す言葉を真知は言う。真知は結構ストレートな物言いをするので遠慮がない。ぐさりと刺すものだから私のライフはゼロに近い。あははと苦笑いを浮かべる。
 一つの部屋を借りて今日から私はルームシェアをすることになっている。一人暮らしでもあるが相手がいるので多分、ずぼらになることはないと思うが……多分。曖昧な笑みを浮かべる私に運ばれてきた真知が頼んだカルボナーラを彼女は食べながらも最後にくぎを刺される。
「あんたの多分は怖いけど信じているからね?」
「大丈夫。何とかなるよ」
 大きく頷く私に真知は大丈夫かなと言いながらもそれ以上は何も言わなかった。私も真知は心配性だと思いながらも、やっと運ばれてきたペペロンチーノを口にする。
 辛い物が好きな私にとってすごくおいしいものだった。フォークが進みに進む。すると、カルボナーラを食べる真知が不意に聞いてきた。
 

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guest

No.20 茉梛-Mana - 49.97.106.75
2017/01/09 11:08:03 削除依頼

私の小説読んでくださって本当にありがとうございました!
この小説、ホントに面白いです!
ブクマしたいくらい(*>∇<)ノ
これからも応援しますね!!



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