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母の秘密

[コメント] 16

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どんぐりころころ 2016/09/07 03:00:01  削除依頼

だいぶ以前に、私が田舎のおばあちゃんから聞いた怪談です。
おばあちゃんが子供の頃に叔父さんから聞いたそうなので昔の
出来事 (怪談) だと思います。 (´- ̯-`)

場面状況設定(situation)が、昔だと分かりませんので現代風に
アレンジ/脚色いたしましたので、ご了承くださいませ。

2年程前にフミ小説板で、ぼんくらネコ(SUZUME)のニクネで
書いた事も有りました。タイトルは「闇に彷徨う命」でした。
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No.1 どんぐりころころ 2016/09/07 03:00:33  削除依頼

「プロローグ」

私は感じる 心の中に私ではない誰かがいることを。
私は感じる 心の奥底に見知らぬ少女が居る事を。
私は感じる その少女が私に話しかけてくることを。

私は約束した 私が貴女を其処へ導くことを。
その暗くて冷たい孤独な闇(やみ)の淵(ふち)から
やさしく陽のあたる暖かい世界へ。

「闇に彷徨う命 やみにさまよういのち」



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No.2 どんぐりころころ 2016/09/07 03:00:58  削除依頼

「キャスト」

近藤愛美(manami).... メインキャスト..... 私立高校1年生 
近藤和穂(kazuho)..... 愛美の母親...........(旧姓:大滝和穂)
近藤美咲(misaki)...... 愛美の妹............. 公立中学2年生
大道美紗(misa)........ 愛美の同級の友達
那珂川千鶴(tiduru)... 愛美の同級の友達



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No.3 どんぐりころころ 2016/09/07 03:05:16  削除依頼

scene.00 「クローゼットの人形」

校庭からは時折、部活生徒の元気な掛け声が聞こえる。
放課後の教室の中は静寂で、気(け)だるい。
初冬の夕暮れの陽が、斜めに長く差し込んでいる。

教室に残っているのは、談笑している数人の女子生徒だけ。
私は帰り支度を整え、わずかに眠気をおぼえた。

3階の教室の窓を僅(わず)かに開けて深呼吸をした
近くの製菓工場からの、甘いチョコの香りが漂(ただよ)う。
視線を落として、遠くのフェンス越しに公園をぼぉ~と見る。   
幼い子供が、母親のそばで一心に砂遊びをしている。

私にも、あんな無邪気な時があったんだなぁ..
そんな時、ふと幼かった頃の思い出が懐かしくよみがえる。



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No.4 どんぐりころころ 2016/09/10 16:00:14  削除依頼

放課後の教室は 静寂で気怠い
初冬 夕暮れの紅い陽が
斜めに深く 差し込んでいる 



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No.5 どんぐりころころ 2016/09/16 03:45:13  削除依頼

scene.01 「クローゼットの人形」

一人、放課後の教室の窓から
橙色の夕陽に染まった外の景色を見ていると
幼稚園児だった頃の、或る日の出来事が鮮明に思い出される。

或の雨の日、私は一人で幼稚園で渡された塗り絵をしていた。  
「愛美、お母さん美咲を連れて病院へ行ってくるから」
「知らない人が来ても、玄関を絶対に開けちゃダメよ」
「お母さんが帰ってくるまで、大人しく留守番していてね」
「帰りに美味しいアイスクリーム買ってくるから」

母親が、矢継ぎ早に私に話し掛けてから、妹の美咲を抱いて
そそくさと玄関を出た。
暫くして、車庫から自動車を出す小さなエンジン音がした。

妹は乳児の頃から病弱で、2週に1回は診察を受けている。
医者は、成長が進めば病状も改善するだろうと言っていた。

そんな留守番をしていた、雨の日に起きた不思議な出来事が
私と、見知らぬ少女との初めての出会いになるんです。



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No.6 どんぐりころころ 2016/09/21 02:00:06  削除依頼

雨の日は 雨音の中に
あなたを 感じる



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No.7 どんぐりころころ 2016/09/27 03:30:07  削除依頼

scene.02 「クローゼットの人形」

その不思議な出来事とは 、、、
一人での塗り絵にも飽きてきた、そんな時間が過ぎた頃に
2階の寝室の床に、何かが落ちたようなカタンという小さな
物音がしたのに気が付いたんです。

その小さな物音は、
誰もいないはずの、母親の寝室からのような気がした。

私は、臆病(おくびょう)な子供ではなかった。
むしろ大胆で好奇心が強く、寝室の物音に強く興味を引かれた。
今にして思えば、見えない何かに導(みちび)かれたのだろう。

私は階段をのぼり、母親の寝室のドアをそっと開けた。
普段から、私がこの部屋に入る事は母親から禁じられていた。

入ってはいけない部屋に入ることに、後ろめたさを感じながら
寝室のドアをそっと開けて、あたりをうかがい耳をすませた。



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No.8 どんぐりころころ 2016/10/04 03:50:06  削除依頼

階段は魔界への入り口
魔界の見知らぬ少女
少女は今 絶望の淵にいる
其の絶望の淵から助けを求めている
助け出せるのは 私しかいない



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No.9 どんぐりころころ 2016/10/11 05:45:27  削除依頼

scene.03 「クローゼットの人形」

母親の寝室は、2階への階段を上がり切った左奥に有る。
私が塗り絵をしていたリビングの真上の部屋だ。

僅(わず)かに開けたドアを静かに引き、上半身だけを差し入れて
部屋の左右をゆっくりと、窺(うかが)うように見渡した。  

母親の寝室に無断で入る事には戸惑いと、躊躇(ちゅうちょ)を
感じながらも、持ち前の好奇心を押さえる事は、到底(とうてい)
出来なかった。
私は意を決して、寝室のドアを静かに開けて部屋の中に入った。

母親が急に帰宅する事も有るので、部屋の照明は点けられない。
レースのカーテン越しに、雨空からの光が弱く差し込んでいる。
じっと目を凝らしているうちに、部屋の暗さにも慣れてきた。

几帳面な母らしく、部屋は何の乱れもなく綺麗に整えられている。
日頃身に着けているコロンの香りが、わずかに漂(ただよ)う。
何事も無く何の音もせず、吸い込まれる静寂だけが過ぎていった。

ベッドに腰掛け様子を見ていた、そんな緊張の糸も途切れた時に
真向いのクローゼットから、コトンという小さな音が聞こえた。

雨が降っていた暗く肌寒い日から、既に11年が経過した今でも
あの時の恐怖と緊張の瞬間は、私の脳裏に鮮明に刻まれている。



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No.10 どんぐりころころ 2016/10/20 21:20:14  削除依頼

クローゼットの扉
魔界への扉



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No.11 どんぐりころころ 2016/11/01 01:30:16  削除依頼

その時、不意に背後から誰かに肩を触られて手で軽く叩かれた。 
「愛美(まなみ)さん、何してんの?」
思わず振り向くと、そこには優しい笑顔の担任教師がいた。

幼かった頃の「或の雨の日」の出来事を思い返している間に
既に夕陽は西の山の中に落ちて、空だけが橙色に染まっていた。
先ほどまで教室の隅で談笑していたクラスメイトの姿は居ない。

その担任教師は異色で、防衛大学校出身の29歳の独身女性だ。
防衛大学校を卒業後に陸上自衛隊幹部候補生学校へと進み、
陸上自衛隊三等陸尉、数年後には早くも二等陸尉へと昇任した。
多数の男性自衛官の上に立つ才媛で、猛者でもある女性だった。

彼女は否定しているが、陸上幕僚監部に着任している親族の
幹部自衛官の存在が、早い昇任へ影響しているのかも知れない。

しかし訓練中に暴走した兵員輸送車の下敷きになり大怪我をした。
怪我は完治したが、軽い後遺症で望まぬデスクワーク専業となり、
また、女性士官に反感を持つ男性士官との軋轢(あつれき)や確執
など、様々な要因が重なり止む無く退官したそうだ。

これは後々、彼女(担任教師)と親密になってから聞いた話です。



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No.12 どんぐりころころ 2016/11/01 01:30:40  削除依頼

さすが5年間も防衛大学/幹部候補生学校で鍛えられ、5年も野戦
訓練を経ただけあって、そこらの柔な男性を圧倒する迫力が有る。
部下の男性自衛官を束ねるほどの手腕が有るので、教師経験こそ
少ないが、クラス担任業務も無難にこなしている若き才媛だ。

でも、普段は笑顔が可愛くて優しい、とても頼れるお姉さんだ。
「先生、先生はさぁ、幽霊とか霊魂とかは信じていますか?」
私は、唐突(とうとつ)に担任教師へ質問をした。

「えぇ!! 何を言っているの?」との返事が来ると思っていた。
しかし若い女性教師からは、思いがけない言葉が返って来た。



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No.13 どんぐりころころ 2016/11/12 03:45:40  削除依頼

陸自 96式装輪装甲兵員輸送車

No.11 ~ No.12は
scene.04 「クローゼットの人形」



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No.14 どんぐりころころ 2016/11/26 03:40:02  削除依頼

scene.05 「原野で遭遇した親子の霊 Ver.1」

「取り敢(あ)えずさぁ、ちょっと座ろうか」
女性担任教師に促(うなが)されて、手近なイスに腰を掛けた。
彼女は教室の照明を点(つ)けに行き、私の隣に着席をした。

暫くの沈黙の間、彼女は空(くう)を見つめていたが、おもむろに
陸上自衛官時代の話を始めた。
「私は北海道の旭川出身なのね」「冬寒いんだよぉ、あそこは」
「親戚の叔父さんが陸上自衛隊の幹部だったから、なんとなく
深く考えずに防衛大学に入学したの」

彼女は優しい笑顔を浮かべながら、防衛大学時代の話をしてくれた。
「まぁね、東京近辺で一人暮らしをしたかっただけなんだけど」
「でも ..しくじったゎ。考えが甘かった」
「防衛大学校は一人暮らしどころか、全寮制だったわけよ」

「愛美さんも防衛大学校へ進学するなら、幹部を紹介するよ」



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No.15 どんぐりころころ 2016/11/26 03:40:53  削除依頼

急に話を振られて面食らってる私に、先生は笑いながら続けた。

「メシは喰い放題で、学生手当という名の給与もいただける」
「衣食住が全てタダで、お給金がいただける ...どぉ?」
「でもね、そんな美味いハナシには当然だけどウラが有るわけさ」

「まぁ、あそこへ入ったら真っ先にやられるのはシャバの甘えを
そぎ落とす洗礼だわね」
「特にね、野戦訓練でのタコツボ掘りはマジ体力的にきついぞ」
「厳寒の冬季、重装備での夜間行軍は意識もうろうだし」

「女子学生には女性教官が指導するんだけど、まぁ奴ら鬼だね」
《 おぃ! オンナだからって甘ったれてんじゃねぇ~ぞ 》とかね。
「新兵いじめのオンナ鬼曹長そのものよ マジ怖ぇ~んだわ」
「でも、4年を耐えたヤツは『使える女』になる事は確実だよ」

女鬼教官にしごかれた大学生活を笑いながら面白く話した後に  
彼女は、にこやかだった笑顔を消して真剣な顔に戻って
訓練中に遭遇した『ある不思議な出来事』を話してくれました。



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No.16 どんぐりころころ 2016/12/08 06:00:03  削除依頼

どんなに辛くても
あなたが励ましてくれるから
私は、自分を越えられる。

陸上自衛隊 冬季野戦訓練



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